コロナ禍により、世界経済にはとても大きな爪痕が残りました。
在宅でできる仕事については、在宅に切り替え経済を回すことが可能でしたが、接客対応が必要な事業では大きな影響になりました。
フィットネス業界にも非常に大きな影響をあり、倒産するジムも出始めました。
今回はそのよう事例や、今おすすめのジムについてご紹介します。
ダイエットジムのコロナ倒産事例
日本においては、2020年5月25日付けで、緊急事態宣言の全面解除が行われました。
それ以降もコロナの罹患者数は増減しつつ、現在に至っています。国内でも徐々にですが、接客を伴う業務も再開されつつあるものの、実際にはコロナの影響で倒産していく事業者も現れています。
ダイエットジムを含むフィットネス業界については、コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業の影響を受け、休会者や退会者が増加しました。これにより、売上高は軒並み減少してしまい、併せて家賃などの固定費が重くのしかかってしまう状況に見舞われています。
そのような中で、閉店を余儀なくされる店舗や事業者も出てきたのですが、負債の増加が大きい故に事業継続が出来なくなり倒産する事業者も出てきました。
現在では国内の事業者、海外に本社があり日本国内でも事業展開していた事業者の2社がコロナ禍による倒産をしたというニュースが出回っています。
今回コロナウイルスが原因で倒産に至ってしまったダイエットジム、2社についてご紹介します。
1.XSLiM(エクスリム) 
XSLiMは首都圏を中心に営業を行っていたパーソナルダイエットジムです。
2020年5月14日、XSLiMを運営するエクスリム株式会社に対し、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定がなされました。これに伴い、破産管財人として和泉宏陽弁護士が選任されました。
エクスリムは、2014年12月に設立され、プライベートジムであるXSLiM(エクスリム)を運営していました。
設立の翌月の2015年1月に新宿本店をオープンし、都内7店舗を中心として全国展開を進めていきました。
全盛期には大阪をはじめとする関西エリア、福岡などの九州エリアにも出店。複数の都府県での事業展開をしていたジムでした。
約400名、内レギュラー会員が約150名在籍しており、倒産直前の4月にはまだ通常で営業されていたものの、営業自粛以降再開の目途が立たなくなり倒産に至りました。
これにより会員には、会費を支払い済みでサービスの提供が終わっていない人、会費を分割払いにしており、会員に債務が残ってしまった人などが発生しています。
こちらについては、個別の問い合わせが出来ない状態となっており、エクスリムのサイトにある破産管財人室よりQ&Aを確認するか、Eメールにて問い合わせを行う形になっています。
もし、エクスリムの会員だった人で対応方法がわからない方は、インターネットホームページのトップ中央にある破産管財人室より情報を確認してみましょう。
2.ゴールドジム(US)
ゴールドジムは、アメリカに本社を置く世界規模で事業展開を行うジムです。
ニュースでは『ゴールドジム破産』という報道がされました。世界的に展開をしていたジムなだけに大きな衝撃となります。
このゴールドジムですが、日本の場合、アメリカ本社との間でのフランチャイズ契約となっています。
そのため、アメリカ本社との間では資本提携などないことから、日本国内のゴールドジムでは、運営に影響はありません。
また、アメリカ国内でも本社直轄は30店舗のみで、アメリカ国内の残り400店舗、諸外国の300店舗はフランチャイズの為、破産の影響は受けないのです。
実際、日本国内では94店舗が運営されていました。そして5月に新規オープン予定であった広島店についても、コロナ禍の影響はあったものの、6月1日には95店舗目としてオープンしました。
そのため、本社の破産というニュースに翻弄されつつも、日本国内においては営業は継続されています。
ジム難民におすすめのパーソナルダイエットジムBodyke(ボディーク)の対応
「今通っているジム、話題になっていないけど実はコロナ禍の影響で倒産しないだろうか」このような不安、口に出さないけど心の中で思っているという方、多いのではないでしょうか。
実際に倒産してしまうと、全額先に払っているのにセッションを受けることができなくなってしまいますよね。
金銭面でもいろいろと面倒な問題が発生してしまいます。何よりトレーニングが中途半端になってしまい、リバウンドなんかしてしまうと目も当てられません。
実際に紹介したように大手のジムでも倒産事例が発生しつつあり、返金されないとか、連絡がつかないなんてことも発生しています。
【パーソナルトレーニングジムBodyke】
そのような中、東京都や神奈川県でパーソナルトレーニングジム「Bodyke(ボディーク)」を運営している株式会社ダブルイーグルジャパンリミテッドでは、利用していたパーソナルトレーニングジムがコロナ禍により倒産してしまったジム難民を対象として、希望者の無料受け入れをBodyke店舗で実施する対応をはじめました。
ボディークとしてもコロナ禍で厳しい状況にあるのは他のジムと変わりませんが、困っている方を支援し、業界に貢献したいという思いから無料受け入れを実施することにしたのだそう。毎月40名を3ヶ月、合計120名の受け入れを行う計画となっています。
1.無料セッション申込対象者
この無料セッションですが、誰でもが利用できるものではありません。
あくまでこれまで利用していたジムが倒産してしまった方への救済措置です。
そのため、申込ができる対象者は、反社会的勢力と関係のない方で、倒産したジムでトレーニング回数を予定通りに消化できていない方、倒産発表後に返金申請をしているが返金されずに困っている方のうち、ボディークに通える方となっています。
2.無料セッションの募集内容
ボディークでは、3ヶ月間で累計120名、各店舗では24名ずつのジム難民救済を行う計画になっています。
週1回の合計4回のセッションを無料提供する内容になっています。募集フォームに氏名やメールアドレスなどを記載して応募します。
第1回の分の募集期間は終了していますが、残りの募集期間は以下の通りです。
・第2回 7月5日 ~7月8日
・第3回 7月26日~7月31日
対象店舗は東京都内では六本木店、池袋店、秋葉原店、町田店の4店舗、神奈川県は本厚木店の合計5店舗になります。
ボデーク
ベストジムアワードに2年連続か輝いた、東京・神奈川に10店舗を展開する人気ジム。全額返金保証以外にも6つの安心保証を備えている、独自の「フードマスタープログラム」を行っているダイエットジム。トレーニングは完全個室です。
無料体験トレーニングも出来て2ヶ月16回234,000円で分割なら月々9,750円/ではじめられるのでお得です!
コロナ対策などの情報を確認しつつ利用しよう
いかがだったでしょうか。
ニュースや情報だけで判断すると、休業しているだけなのか倒産してしまっているのかわからないことも多々あります。
また、ゴールドジムの例のように、本社は倒産したものの、日本国内で事業展開している会社は影響なく、6月以降通常通りに営業を再開していることもあります。
コロナの影響はまだまだ続くと思いますし、これから先、第2波、第3波も発生することでしょう。そのような中で、各ジムが取り組んでいる対策をしっかりと理解し、自己防衛を行いながら、ジムを利用するようにしましょう。
今回はボディークの支援についてご紹介しましたが、ボディークのように、自社も苦しい中、少しでも利用者を救いたいと対策を講じているジムもあります。
他にも同様の取組を行っているジムもあるかもしれません。期間限定などの対応があるかもしれませんので、是非情報にはアンテナを張り巡らせていただき、トレーニングやダイエットに活かしていただければと思います。
コロナに負けないように頑張っていきましょう。